仏壇を購入すると死者が出る?

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仏壇と迷信の関係性って?

普段、仏壇を購入すると「新ぼとけ」が出るとか何とか言って、迷信を助長する風習がありますが、それは全くのでたらめであります。

早い話が、仏壇を購入すると死人が出るというのであります。
しかし、死人の出ない家はないのであって、これは、ことの本質が全く分っていないのであります。

仏壇は、本来、子どもが、新世帯を持つときに親がもたしたものであります。

なぜなら、お前は、もう一人前になったのだから、人生を豊かに生きるために、朝と夕、仏さまに手を合わせて生活の実感を確かめ、永遠の「いのち」にめざめて生かさして頂くことを大切に受け継いで生活をし、子どもが出来たらまた、その子どもに受け継がして人生の尊さを大切に生き抜いていくことを教えたのであります。

仏壇とは、仏事を営むときだけ必要とするのではなく、あくまでも「私」が朝夕に仏壇におつかえし、み仏とご先祖とわたしそのものを見つめつつ、日暮をさして頂くのであります。そこに、人生の大切さを知らしめられるのであります。

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この記事を書いた人

【ぶつぶつ雑記編集部】 住職

一緒に考え、対話することを大事にしています。