中陰のおつとめ

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中陰のおつとめとは

仏壇の前に机を置いて白布をかけ、白木の位牌を安置してあります。また、仏壇の中の打敷は裏生地の白色にひっくり返します。
中陰のお供え物は通常の場合と変わりません。ただし、お花は「白」および「黄色」を用いります。

灯明や線香はその都度にしましょう。巻線香は必要ありません。

満中陰(四十九日)の忌明けには、近親者やお世話になった人を招待して法要を営みます。

また、百ヵ日も同様とします。

余談になりますが、四十九日の法要を「三月にまたがるから三十五日にして欲しい」と言われる方が時たまおります。

言われることがまた、滑稽であります。

三月で身を切ると考えるらしいのです。しかし、月の半ばを過ぎて亡くなれば、当然三月にまたがるのであって、ほとほと感心せずにはおれないくらいの想像力です。

もっと他の事に使えばよいのに……

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この記事を書いた人

【ぶつぶつ雑記編集部】 住職

一緒に考え、対話することを大事にしています。