八尾を代表するお祭り4選(夏祭り含む)
八尾を代表する「河内音頭まつり」は、あの軽快なリズムと振付けがなんといっても有名ですね。
みなさんに親しまれる由縁でもあるんではないでしょうか。会場全体が一つになって踊ることで、熱気に包み込まれ、見ていても迫力満点です。
今回は、八尾を代表するお祭り、夏祭りについてご紹介させていただきます。
1、八尾の代表的なお祭りとは?
(1)夏祭り:恩智神社 (なつまつり おんぢじんじゃ)
住吉大社の真東に鎮座する恩智神社は、河内では枚岡神社の次に建てられたとされています。
毎年8月1日には、夏祭りが行なわれますが、蒲団太鼓(ふとんだいこ)や神輿(みこし)が、131段ある階段を駆け降りるさまや、クライマックスの神社133段の石段を1トン半もある蒲団太鼓の宮入には圧巻されるでしょう。
所在地:大阪府八尾市恩智中町5丁目10番
▶詳細:http://www.onji.or.jp
(2)万灯会:大聖勝運寺 (まんとうえ たいせいしょうぐんじ)
聖徳太子ゆかりの寺として有名な大聖勝運寺では、毎年8月15日と16日の2日間「絵灯ろう祭り」が行われます。
本堂や境内に絵や歌を書き添えた絵灯ろうを吊るして、送り火供養をおこなうさまは非常に心が落ち着くでしょう。
所在地:大阪府八尾市太子堂3丁目3番16号
▶詳細:http://bell.jp/pancho/travel/taisi-siseki/temple/shogun_ji.htm
(3)常光寺の地蔵盆踊り (じょうこうじのじぞうぼんおどり)
河内音頭発祥の地とされている常光寺では、毎年8月23日と24日の2日間「地蔵盆踊り」が行われます。
この盆踊りは、約600年前から伝わると言われている「流し節」が聴ける唯一の盆踊りであり、各地から多くのファンが集まります。
日本風景100選に選ばれたことでも有名です。
所在地:大阪府八尾市本町5丁目8番1号
▶詳細:http://jyokouji.com/event/jizoubon.php
2、八尾河内音頭まつりとは?
(1)河内音頭について
河内音頭は八尾を代表する盆踊りです。
現在の河内音頭は、河内の北部(今でいう大阪市交野市周辺)で唄われていたものをアレンジしたのが原型だとされています。
河内音頭には楽譜がないのが大きな特徴で、唄いたい歌詞を自由にアレンジし、楽曲にのせていきます。
また、音頭のテーマには有名な題目があり、その時代の時事ネタを音頭に取り入れます。
(2)八尾と河内音頭のつながり
河内音頭の源流と言われる、「流し節正調河内音頭」
そして、河内音頭の発祥の地は、八尾市本町に山門を構える常光寺にあると言われています。
常光寺は奈良時代初期に開創されたとされておりますが、現在でも、毎年8月23・24日の2日間は、地蔵盆踊りが催され、夜遅くまで多くの人々が一つになって踊っています。
八尾市出身の河内音頭後継者として、河内家 菊水丸(かわちや きくすいまる)さんは有名で現在もご活躍されています。
(3)八尾河内音頭まつりの日程
河内音頭グランプリや大盆踊り大会をはじめ、八尾うまいもん広場 「マルシェ de オンド」や、「八尾河内音頭まつりダンスコンテスト」が開催されます。
市内の飲食店やB級グルメがたくさん並び、多くの人で賑わいます。
第39回八尾河内音頭まつりの詳細は次のとおりですので、ご参考になさって下さい。
●開催日:平成28年9月11日(日) ※開催は1日だけになります。
●会 場: 久宝寺緑地(陸上競技場および軟式野球場)
●住 所:〒581-0077 八尾市西久宝寺323
まとめ
八尾のお祭りや夏祭り、河内音頭まつりを中心に紹介いたしました。
古来より仏教では、死者の追善法要のために寺の境内で僧侶や信者が集まり念仏踊りが催されていました。
それが、 先祖を迎い入れ供養する盂蘭盆会(お盆)と結びつき、「盆踊り」となったと言われています。
この記事を書いた人
【ぶつぶつ雑記編集部】 坊守
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