「葬儀」について今一度考えてみては?

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「葬儀」について今一度考えてみては?

公的事業と商業的事業の違いとは、「利益率の違い」が実に大きいところだと思います。

たとえば、葬儀をおこなう際に、一式すべて含めて100万とあった場合ですが、そのうち、いくらが儲けになっているのか誰もわかりません。

実に不思議な世界です。本来、人の死によって中々の利潤を上げること自体が問題であります。

もともと、「葬儀」というものは、村人たちが集まってなるべくお金のかからない方法を模索したものです。現在社会は、何でもがお金儲けの手段になります。「儲けて何が悪い!」と言う論理です。

また、御香典というのも、隣り組(現在の言葉で表現すると、ご近所さん)が、助け合いの精神で物入りだろうからと言って集めあったものです。

経済至上主義もたいがいにしないと、世の中がもっともっとおかしくなるでしょう…

昔のタレントではないけれども、いや、「そんなの関係ない!」と思われる方はご自由にやって下さい。この世の中で何を選択するかは、自由でありますが、すべて自己責任であることをくれぐれも心得て下さい。いわゆる、ハイリスク・ハイリターンです。

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この記事を書いた人

【ぶつぶつ雑記編集部】 住職

一緒に考え、対話することを大事にしています。